久しぶりに時系列の続きを書こうと思います。


約3ヶ月の入院からやっと退院することに。

術後のTCの副作用も特になかったので、月を跨がないように2018年2月28日に無事退院。

徒歩10分もかからない距離だったけど、3ヶ月入院の荷物はとてつもなくて家族に車で来てもらった。

もちろん数日前から少しずつ荷物を持って帰ってもらってはいたけれど、すごい荷物💦

車で来てもらったついでに、大きめのスーパーに寄ってもらって食材などを買って帰った。

退院できる喜びもあったけど、このときは不安の方が大きかったかな…

術前術後退院するまでリハビリの先生に来てもらって、階段を登ったり、リハビリ室でエアロバイクに乗ったりはしていたけれど、基本ずっと病院のベッドの上だったから、家のことをできるか自信がなかった。

このとき娘は高校3年生。

そう、なんとしてでも3月中旬の高校の卒業式に出席すべくリハビリを頑張った。

しかし現実はなかなか厳しかった。

吐き気はあまりなかったけれど、術後の癒着の痛みなのか腹痛と骨髄抑制の息切れがひどくて正直この1ヶ月の記憶があまりない。

どうやって生活していたんだろう??

痛み止めはトラムセットを処方してもらっていた。

お薬手帳を見ると、4月まで処方してもらっていて後は痛み止めは処方されていないので、痛みはなくなっていたよう。

本当に当時のことは覚えていない。

心情とかメモする余裕もなかったと思う。


卒業式は、慣れないフルウィッグを被って、久しぶりの電車に乗ったはいいけれど、途中で頭痛とめまいと息苦しさを感じて何度も途中下車しながら学校までたどり着いた。

中学から一緒のお母さんには入院したことは伝えてなかったので、「激痩せしたじゃーん!どうしたのー?」と心配させてしまった。

簡単に説明して、ウィッグのことも伝えたら無言で抱きしめてくれた。

ウィッグ自然でわからなかったよ、とも言ってくれて嬉しかった。

卒業式のあとに謝恩会もあったけれど、私はもう限界で帰宅させてもらった。

このお母さんが後から謝恩会の様子の写メをたくさん送ってくれた。

娘は私が出席しないことを悲しそうにしていたけれど、仕方ない。ごめんね…



今日はここまで。また続きを書きますね。

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